NHK/Eテレ「今から始める!認知症予防」11/11

11月11日・NHK(Eテレ)で放送の「あしたも晴れ!人生レシピ『今から始める!認知症予防』」。

早い段階で見つけると認知症改善につながったり、認知症の1/3は予防できる可能性があるのだとか。

認知症かしら?

もの忘れと認知症の見分け方

もの忘れは「きっかけがあれば思い出せる」のに対し、認知症は「記憶自体もなくなってしまう」という違いがあるそうです。

もの忘れ 認知症
ドラマに出ていた俳優の名前を忘れる ドラマを見たことを忘れる
買い物に行って卵を買い忘れる 買い物に行ったことを忘れて卵を何度も買ってしまう
電話で聞いた内容を忘れるがメモを見れば思い出す 電話で聞いた内容を忘れメモを見ても思い出せない

軽度認知障害 セルフチェック表

軽度認知障害のチェック表も紹介されました。

いくつ当てはまりますか?
この頃もの忘れがひどいと思う。他の人からもひどいと言われる
ひんぱんにもの忘れや探しものをする
何かしようと思っても何をしようとしたのかすぐに忘れてしまう
最近おっくうで何事もやる気が起きない
覚えていたはずの漢字がかけないことがよくある
今日が何日だったかよく忘れる
家電製品やスイッチの操作にまごつくことが多い
会話で言葉がスラスラ出てこないことが多い
字を読むことが面倒で新聞や本を読まなくなった

4つ以上当てはまると軽度認知障害の疑いがあるそうですが、特にいちばん上の項目「この頃もの忘れが〜」は要注意とのこと。

心配なときは

もの忘れ外来」や「認知症疾患医療センター(各都道府県に設置)」の受診をおすすめされていました。

「自治体名 認知症疾患医療センター」で検索すると医療機関名が掲載されているようです。
(例)東京都

軽度認知障害と診断された男性の改善策

60代で軽度認知障害(正常と認知症の間)と診断された山本さんという男性。

軽度認知障害は治る可能性がある一方、半分の人が4〜5年後には認知症になるとお医者さんから言われた山本さん。

これ以上進行しないように、自分で生活を見直しました。

山本さんがとった改善策は次の7つ(あくまでも山本さん個人の改善策です)

1.運動(1日1万歩を速く歩く、筋トレ)
2.料理
3.歯磨き
4.音楽(楽器演奏)
5.絵を描く
6.脳トレゲーム
7.睡眠(昼寝)

これに加えて、山本さんはミスしたことをデータで残しておられるそうで(道を間違えた、冷房を消し忘れたなど)、約3年間の記録を見ると1ヶ月60個あったミスは15個程度にまで減っているんだとか。

ゲストで出演されていた講師の須貝佑一先生も「こんなにはできない」というほどのストイックさ。先生によると、こんなにこなさなくても自分に合ったことを自分なりのペースでいいんだそうです。

大事なのは「続けること」。認知症になるリスクを減らすために生活習慣を整えることが重要だそうです。

地中海料理

山本さんのように7つの習慣は続けられないという講師の須貝佑一先生。そんな先生ができることとして、ご自身の食事を紹介されました。

メニューは、玄米にしらすおろし、温野菜やアジの包み焼きなど。これらの食事のポイントが、

地中海料理

先生によると、地中海料理が認知症予防にいいという論文がたくさん発表されているんだとか。

地中海料理の特徴として、

・全粒粉を使ったパンやパスタ
・野菜や魚介類をオリーブオイルで調理

確かに、先生の食事でも、アジはオリーブオイルで調理されていました。

レビー小体型認知症

レビー小体型認知症の主な症状

認知症というともの忘れがよく知られた症状ですが、違う症状がでる認知症もあります。

レビー小体型認知症という認知症では、実際にはないものが見える幻視が見られます。

「あそこに男の人がいる」「お皿が飛んでいる」「お家が建っている」と、それが認知症の症状と知らない人にとっては「何を言ってるんだろう」ということばかり。

もの忘れだけでなく、幻視があるということを知っておくことも早期発見の手がかりとなります。

レビー小体型認知症の主な症状
もの忘れがある
実際にはないものが見える
うつ的である
動作が緩慢になる
睡眠時に以上な行動をとる
 ・夢と現実がわからなくなることがある
 ・大きく手足が動く
 ・繰り返し悪夢を見る
 ・大きな声で叫ぶ

レビー小体型認知症の人への接し方

須貝佑一先生、「なかなかできませんけど」と前置きされた上で、レビー小体型認知症の人へは

失敗に目をつむって、ヨイショすること

まずは相手を受け入れてあげること。注意したり正したりすると逆効果で、相手は怒り出したり自信を失うことにつながりかねないからだそうです。

また、薬で幻視の症状が緩和する場合もあるので、苦痛を取り除いてあげることも大事だそうです。

予防

レビー小体型認知症の予防方法も、アルツハイマー型認知症の予防方法と同じだそうです。

つまり、生活習慣の見直しや運動、睡眠などが有効ということですね。

まとめ

先生いわく、

「人生100歳まで生きると、おそらくほとんどの人は認知症になる」

予防して軽度認知障害になっても、その状態を維持しましょうとおっしゃっていました。