注文をまちがえる料理店。新米介護職として思うこと

なにやらTwitterが賑わっています。

Yahoo!のこの記事がわかりやすいですね。

注文を「忘れる」料理店 ふしぎなお店が目指すものは

6月2日〜4日の期間限定でオープンしたレストランなんですが、

注文をとったり配膳したりするいわゆるホールの女性が、全員認知症なんだそうです。

認知症なので、注文を忘れてしまい、頼んだものとは違ったものが出てくることも。

ネーミングが秀逸ですね。

Twitter上では、アレルギーがある人はどうするのか、頼んだものより高いものが出てきたらどうするのか、など様々な意見が飛び交っていますが、斬新な試みに好意的な意見が多いようです。

私はね、すごくいいなあと思いました。

認知症患者に接する機会が得られる

日常的に認知症患者に接している人はどれくらいいるでしょうか。

85歳以上の4人に1人は認知症と言われる時代ですが、不安なく接することができる人は多くはない気がします。

実際、利用者さんのご家族でも戸惑いを感じておられる様子を目にすることがあります。

私も介護施設で働くまで、接したことはありませんでした。

今は仕事で接していますが、もう毎日四苦八苦です^^;

介護する側として接するのとは全然違うでしょうが、接点の入り口としていい距離感だなあと思います。

寛容さが求められる

注文と違うものが出てくるなんて、日本でなかなか経験できないですよね(笑)

コミュニケーションって、相手の言葉に対応した内容を返していくって面があると思うんですが、それが成り立たないというか。

期待値が満たされないことをどう楽しめるか、ってところかもしれません。

ユーモアを創造する

介護職として、これがいちばん響きました。

認知症ってある意味マイナスですよね。

それを「注文を忘れる」と逆手にとってプラスに変える発想。

そしてお客さんもなんだかワクワクさせられるというWinWinな関係。

介護していると、笑いって大事だなあと思うんですよね。

幸せ感がグッと深まるような。

でも普通に対応しているだけではそんなに笑えません。

頭と心を使ってユーモアを創造する

忙しくて余裕がない時はなかなかできないんですけどね。

そこには優しさも必要だから。

でも洗練されたユーモアは、こんな可能性にも繋がるんだと思うと、なんだかワクワクしました。

 

この店員さんたちの介護度がどれくらいかとか、不穏になったりしないのかなど、興味はつきませんが、こういう試みがもっと増えればいいなあと思います。

そうそう、レストランの味ですが、普通に美味しいそう。

これも大事ですね!

ありがとうございました。